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緩いボールでもエースが取れる配球


「ダブルスの戦略を勉強したい」という質問を受けましたので、
今回はそのことについて触れようと思います。

 

まず私がレッスンで生徒さんに身に付けてもらいたい
ダブルスの考え方をお話しますね。


細かいことを挙げるとキリがないので、
今特にお伝えしていることは、


・緩いボールでもエースが取れる配球

・ダブルスはペアとのポジショニングがすべて

・前衛はボールに触らなくても相手にミスをさせる動きが必要

・センターをどう使うかが相手を崩す最も有効な手段

・ロビングとスマッシュについてもっと考える


こんな感じですね。


ただ、
すべてを今回だけでお伝えすると、
かなりの情報量になってしまうので、
5日間に分けてお話していきます。



まず本日お伝えする「緩いボールでもエースが取れる配球」ですが、
多くの方はスピードボールでポイントを取りに行く傾向があります。


当然、速いボールも必要ですが、
その分ミスをするリスクが高まります。


なので、
場合によっては本人が気付いていないだけで、
1本のエースを取るために4本のミスをしている
ケースはかなり多いです。


また、スピードボールを打つと、
相手の返球も速くなるので、結果的に展開が早くなって、
そのテンポについていけなくなることもあります。


だから、
一見スピードボールを打つことは上級者の証明みたいな
部分がありますが、実は諸刃の剣なのです。


逆を言えば、誰だって速いボールが良いところに飛べば
ポイントを取ることができます。


でも、テニスは先に4ポイント取らないと
ゲームが奪えないので、やはり確率が問われます。


つまり、スピードボールを打っても相手よりも先に
4ポイントを取れる確率の高いショットならば問題はないけど、
そうでなけでば勝利につながらないと捉えてください。



ですから、
レッスンでは「緩いボールでもエースが取れる配球」を練習して、
速いボールだけに頼らなくてもポイントを取ることができる
戦略・戦術を学んでもらっています。


ちなみに、緩いボールでエースを取るには、
完全に相手の逆をついたり、オープンスペースを作る
配球が必要になります。


例えば、相手の逆をつく緩いボールの代表例は
ネット付近にポトリと落とす「ドロップショット」です。


深いボールを打ち続けて、
突然ドロップショットを打てば
緩いボールでもエースになります。


ただ、その前の深いボールが少しでも浅かったら
次のドロップショットは拾われるので、大事になってくるのは、
先に打つ「深いボールの精度」ですね。


また、深いボールとドロップショットという
両極端なショットを打つのは難しいので、できれば前衛に
ポーチをしてでもドロップショットを打ってもらいましょう。


そうなると「後衛は深いボール」
「前衛はドロップショット」の練習をすれば、
緩いボールでもエースが取れる戦い方がひとつ増えます。


そして大事なのは、
これらのポイントを成立させることによって、
「ダブルスの役割分担」「ショットの精度」
高めることの大切さが実感できるのです。


今回のドロップショットは一例で、
まだまだ緩いボールでもエースを取ることができる
戦い方はいくらでもあるので、あたなも一度ペアさんと
今回お話したことをテーマに話し合ってみてくださいね^^

では!

 

 

スリー

 

 

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