テニススクール活用法.com

最近部屋の掃除をしたのですが、
思い切って全然使っていないものを捨ててみました。

これまでは「思い出があるから」とか、
「もしかしたら今後使うかもしれない」という理由から
残していたのですが、一向に使用機会がなかったので
断捨離してみたのです。


すると、
部屋は思っていた以上にスッキリして、
新しいレイアウトが思い浮かんできました。


そうなると、自分が本当に満足する部屋に
生まれ変わりましたし、すごく快適に過ごせています。


今までは「あれもこれも」と考えてしまい、
なかなか新しい行動が取れませんでしたが、
この「捨てる」という発想を取り入れただけで
一気に現状が変わったのです。


それはテニスも同じで、
「捨てる」という考え方が驚くほど
上達につながるのです。


今回はそんな抽象的なお話から入りましたが、
とても大切な内容なので、じっくりご覧ください。


まずはこちらの質問からどうぞ。


--------------ここから---------------

■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： F
■性別（フリー02）： 男性
■年代（フリー03）： １６〜２０歳
■テニス歴（フリー04）： 2年
■お問い合せ内容（フリー08）： 質問
■内容を教えてください。（フリー09）：


【Fさんのご質問】


自分は高校生からテニスを始めて1年で
今高校2年生です。


フォアハンドを打つときに骨盤をしっかり、
右に回転させて一気に戻せれてはいるんですが、
上体まで全然エネルギーが伝わりません。


リラックスは出来ているのですが、
どうしたらいいでしょうか？


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【スリーの回答】

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Fさん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^


フォアハンドストロークで悩まれているのですね。


フォア系は利き手を使うので
自由度が高い分、悩みの種にもなってしまいます。


なので、
体の中心から動かして、できるだけ自然とラケットが
振れることを目標にしてください。


そのためには
肩甲骨からラケットを引くことが大切です。


肩甲骨は骨盤とつながっていますので、
ここを連動させることがエネルギー伝達には
必要不可欠です。


ですから、骨盤を使えているのでしたら、
あとは肩甲骨からテイクバックすることを
心掛けてフォアハンドストロークを練習してくださいね^^


では！


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


今思えば、
私が高校生のときは「肩甲骨から動かして」みたいな
体の使い方にフォーカスしたアドバイスを受けたことは
ありませんでした。


早くテイクバックすることや、
足を動かすという普遍的なアドバイスはもらいましたが、
「具体的に何を意識すれば上達できるのか」という考え方を
もしかしたら私の周りでは誰も知らなかったのかもしれません。


だからこそ私は具体性を追求したのかもしれませんし、
そのような経験があったからこそ今があるような気がします。


正直言って、もし現在私が配信しているテニス上達法が
テニスを始めた高校時代のスリーの目の前にあれば、
確実に参考にしています。


だけど、今は情報が溢れているので、
何が役立つか分かりませんよね。


なので、
理想的な情報の受け入れ方は取捨選択です。


簡単に言うと、とりあえず学んだことは試してみて、
必要な情報だけを取り入れ、自分には合わないと
感じた情報は捨てるのです。


特にこの「捨てる」という行動が大切ですが、
意外にできなかったりします。


全部を自分のものにしたくなる気持ちは分からなくはないのですが、
結局どれも中途半場という結果に陥ります。


それより色々試した結果、
自分に合うと思ったものを集中してやり続けた方が
実力につながります。


ちなみに
私は一貫して体の機能をテニスに活用する
『機能分析』による情報配信をし続けています。


もし私が高校時代の自分を教えることになったら、
体の使い方だけにフォーカスしてレッスンをします。


当然、テニス上達法は機能分析だけではなく、
フォームや打ち方に重点を置いた経過分析という
考え方もあるので、それがあなたに合うのなら止めはしません。


ただ、
経過分析から機能分析に切り替えてから
飛躍的にレベルアップした経験が私にはあるので、
これからも体の中で何が起きているのかを発信していきますね^^

では！

スリー