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勝負事でのメンタル

 

オーストラリアのメルボルンで開催されている
全豪オープンですが、昨日は日本の大坂なおみ選手が
2回戦で世界ランキング9位のコンタ選手と対戦しました。

 

去年、大坂選手は予選を勝ち上がり、
本戦では3回戦まで勝ち進みました。


しかも、
これまでシード選手に5割の勝率ということもあって、
現在世界ランキング48位の大坂選手には大きな期待が
かけられていました。


そんな中始まったセンターコートでの戦いですが、
第7ゲームまではお互いサービスキープで試合が進み、
大坂選手の4−3アップで迎えた第8ゲームで
ブレイクのチャンスが訪れました。


このポイントを取れば5−3アップになる場面で、
コンタ選手はちょっとあまいセカンドサービスを打ちました。


それを大坂選手はフォアに回り込んで
レシーブを相手コートに打ち込みました。


でも、際どいところに飛んで行ったショットは
「アウト」という判定。


どうしても欲しいポイントなので、
すかさずビデオ判定であるチャレンジを
要求すると思いました。


だけど大坂選手はチャレンジを要求しませんでした。


こういう状態は非常に集中力が高く、
次のポイントで取れる自信の表れだと感じました。


しかし、
その次のポイントをコンタ選手はサービスエースを取ったので、
カウントはアドバンテージサーバーです。


さらにコンタ選手は次のサービスもサービスエースを取ったので、
そのまま第8ゲームをキープされてしまいました。


たまらず大坂選手はエースを取られたサービスに対して
チャレンジを要求しましたが、判定はインだったので
4−4のスコアが確定です。


私が見ている限りだと、
このゲーム以降なかなか大坂選手のペースになることはなく、
次のサービスゲームをブレイクされて4−5。


さらにその次のゲームをキープされて4−6。


セカンドセットは一方的な展開となり2−6


そう考えると私の見解ですが、
ファーストセットの第7ゲームでキープされたときに、
チャレンジを使わずに「次のゲームを取ればいい」という
気持ちを貫けば、結果は違っていたのかもしれません。


すべて結果論になってしまいますが、
勝負では心のブレが命取りになります。


こういう部分を勝負事でのメンタルだと私は捉えているのですが、
テニス以外でも言えることだと思います。


最終的にはどれだけ強い気持ちでいられるかが
表情や立ち振る舞い、パフォーマンスに表れますので、
「ブレない気持ち」を普段から心掛けてくださいね^^

では!

 

スリー

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