テニススクール活用法.com

最近、サービスについての質問をよく受けます。

やはりサービスからテニスは始まりますし、
自分のペースで打てる唯一のショットです。

その中でも「トスアップ」は重要な技術でもあります。

ボールを自分が打ちやすいところに上げることができれば、
威力と確率の両方を兼ね備えたサービスが打てるのです。

「８割はトスアップ」と言われるくらいなので、
あなたもサービスを打つ際はトスアップを大切にしてください。

ただ、自分にとっての理想的なトスアップは
「タイミング」がすべてです。

なので、トスアップを低くして打つクイックがいい人もいますし、
元世界ナンバー１のシュティフィー・グラフ選手はトスが高くて有名でした。

ちなみにトスアップの目安としては、
「自分の身長分トスを上げると打ちやすい」と言われています。
（あくまで目安ですが^^;）

機能分析的に言うと、
筋肉は０.５秒のタメがベストと言われているので、
あまりトスが高すぎるとタメの時間が長くなりすぎるかもしれません。

ですから、
「自分にとって打ちやすいタイミング」と「筋肉は０.５秒のタメ」
というキーワードを意識してサービスを打ってください。

私は色んな方のプレーを見てきましたが、
サービスが一番個性の出るショットなので、
「自分の打ちやすい」を大切にしましょう。

タイミングや筋肉の使い方については、
感覚をつかみやすい練習があります。

１、両手にひとつずつボールを持つ

２、非利き手のボールをトスアップする

３、利き手で持っていたボールでトスアップしたボールを投げて当てる

この練習にはフォームも打ち方も関係ないので、
かなり自分のタイミングや筋肉の使い方が出てきます。

結構難しいですが、
ボールが２つあればできる練習なのでトライしてみてくださいね^^

では！

スリー