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その他ダブルス時の前衛ポジションを試行錯誤しています
私はダブルスの前衛と後衛のどちらが好きかと聞かれたら
確実に「前衛」と答えます。
なぜなら、
色んな駆け引きを楽しむことができるからです。
当然、後衛も駆け引きを楽しむことができますが、
前衛は最終的に自分でポイントを取りやすいので
好きなのかもしれません。
今回はそんなダブルスの前衛についてのお話です。
まずはこちらの質問からご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): I
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■テニス歴(フリー04): 30年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): その他
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): ダブルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Iさんのご質問】
今、ひとつ迷いがあって試行錯誤している事があります。
ダブルス時の前衛のポジションです。
その中でも二つあり・・・
1、パートナーのサーブの時にネットから
どの位の離れた所に立つか?
今は2m弱離れています。
サーブと同時にネットへ詰めるようにしているのですが、
最初からもう少し前でもいいのかな?とも思います。
2、雁行陣での前衛の時、クロスラリーで
パートナーの球が相手前衛に捕まった時に
対応できるようにとの思いでサービスライン付近にいます・・・
このポジションだと前衛の役割が果たせず、
結果的にパートナーを助けてあげられないです・・・
もっと前に詰めるべきだと思うのですが、
このポジションで相手前衛のポーチを拾えることもあり、
なかなか前に行くことができません・・・
男ダブ、ミックス、対戦相手のクセ、パートナーの実力など
色々な要素があるので一概には言えない部分もあると思いますが、
スリーさんのポジションの位置と考え方を参考にさせていただきたいので
よろしくお願いします。
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【スリーの回答】
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Iさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
1つ目の味方がサーブを打つときの
前衛の位置ですが、これは状況によります。
まず味方サーブが強力なショットでしたら、
最初からネットに近い方が相手にプレッシャーを
かけることができます。
たまにストレートロブは警戒した方がいいですが、
基本的に強力なサーブと前衛のプレッシャーで
勝負した方がポイントが取りやすいです。
反対に、
あまり味方サーブに力がないのなら、
色んな選択肢をレシーバーが持っているので、
ちょっと下がり気味で、相手が打つときに動くことによって
プレッシャーをかけにいきましょう。
あとは味方サーブとレシーバーの相性があるので、
相手の様子を見てポジションを選んでくださいね^^
そして2つ目の雁行陣の前衛の位置ですが、
これもパートナーのショットでポジションが変わります。
どうしても味方後衛が相手前衛に打ってしまうのなら、
サービスラインでディフェンスをしなければなりません。
なので、
味方後衛に自分が前に詰めやすいコースを最初に伝えておくと、
ダブルスとしての連携が生まれます。
私の場合、
ロブでもいいから相手後衛にボールを集めてもらうことを
パートナーに要求しています。
後衛にさえボールが行けば、
ある程度ネットに詰めることができるので、
速さより深さやコースなどを重視してもらい、
前衛に打たないように心掛けてもらっています。
それでも前衛にボールが行ってしまったら、
仕方がないと割り切って、自分たちは前衛が前に詰めて
決めるというテニスを共通認識にしていますよ。
この考え方は雁行陣の基本ですので、
前衛・後衛の役割を確認してからプレーしてくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
前衛のポジションについてはレッスンでも
色々質問を受けるのですが、一番お伝えしたいことは
「相手にとって気になる存在になること」です。
色んなポジション取りがありますが、
結局のところ、相手がこちら前衛の動きが気になって
ショットが打ちにくいという状態に持ち込むことが
一番の仕事だと考えています。
その動きに正解はなくて、
相手がどういう状況なのかによって
こちらのポジションは変わってきます。
ネットに詰めた方が相手にとっては嫌かもしれないし、
ちょっと引き気味の方が打ちにくいという印象を
与えることもできます。
ちなみに
私が前衛のときに一番心がけているのは、
「センターを取ること」です。
ダブルスの場合、
ほとんどがクロスを飛び交うラリーになるので、
そこをボレーで決めるのが、相手にとっては一番の脅威です。
でも、
ストレートやロビングなどで交わしてくる可能性もあるので、
何でもかんでもセンターと取ることはできません。
その駆け引きが前衛の動きであり、
最終的にセンターを取るために前後に動いたり、
相手がプレッシャーを感じるポジション取りを行います。
あとはチャンスボールが飛んできたときに
確実に決めることができれば、前衛の仕事を
果たしたことになります。
なので、
「最後はセンターに詰めて決める」という目的を
頭に入れて、相手が気になる動きを取り入れましょう。
コツは自分が相手にされたくない前衛の動きを行うことです。
想像しながら色んなアイデアを考えてくださいね^^
では!
スリー
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