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自分の武器がどれだけ通用するのか?

 
 
先日、プロテニスプレーヤーの土居美咲選手の
記事を書きましたが、大変好評でした。

⇒ 【土居美咲選手が躍進したザハルカコーチの指導法】


特に、土居選手を指導しているザハルカコーチの
「もっと大きく考えろ」という教えは、プロ選手だけではなく、
私たち一般プレーヤーにも必要な考え方だと思います。


そんな中、今回は土居選手の記事を読んで
学びを得たという方からメールをいただきましたので
ご紹介します。


あなたの気付きにもつながるかもしれませんので、
じっくりご覧くださいね。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): H
■性別(フリー02): 女性
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): ダブルス
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Hさんのご質問】


毎日のメールありがとうございます。
勉強になることがたくさんあり、
気づきながら日々頑張ってます。


スリーさんに相談させて頂いてから、
あまり余計なこと考えずに、ボレーや、スマッシュ確認しながら、
プレーの質も良くなって来たから、もっと自信をもちなさい。と、
言われています。


が…今週末に大きな大会があり、
初戦はどうしても勝ちたいと、
相手が気になって心がざわめいて困っていました。


そして今日のスリーさんのメールを見て腑に落ちました。


土井美咲さんから学びました。


番組をさり気なく観ていましたが
気づきは今だったのです。


相手ではなく、自分のことをまずきちんとする。
ストロークからまず始まる。
しっかりと振り抜くこと!が1番ですね。


相手を圧倒させるボールを打って行けば、
ボレーや、キメも簡単になるのかなと。


私達は、ローカルの婦人テニス、
同じような相手に勝てないことはない!


自分で、できると信じる‼
今、自分の武器はないに等しくて、
無難な上手なテニスと言われています。


ボレーやスマッシュでキメたいけど、
フォアハンドストロークを武器にしたいと思いました。


今こんな風に考えていたら、
不思議と対戦相手が気にならなくなりました。


スリーさん!
ありがとうございます。
でも…メンタル的なこと少しアドバイス頂けたら嬉しいです。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


Hさん

メールありがとうございます!
スリーです^^


今回の記事が気付きにつながってよかったです。


当然、土居選手も「勝ちたい」という気持ちで
試合に挑んでいると思いますが、結局は自分を高めることが
勝ちにつながっていると感じます。


Hさんもその部分に気付かれたのだと思いますので、
「これだ!」と言える武器を磨くことは必要ですね!


ちなみに
私は学生時代は相手より一球でも多く返すことができる
粘りのストロークを武器にしていましたし、今はボレーが武器になっています。


そういう言い切れる何かがあれば、
「どれだけその武器が相手に通用するのか?」という
好奇心につながります。


そうなると勝ち負けより、
「自分のテニスで勝負したい」という精神状態になるので
あまり私はメンタルで弱気になることはありませんでした。


なので
Hさんも自分を見つめ直して、
自分の武器を模索してみてください。


わからなかったら、一緒にプレーしている人に
「私のどのショットが嫌だった?」と聞いてみると
意外な武器がみつかったりしますよ!


何人かの方に聞いて、
一番多かったショットは武器になる可能性が高いので、
ストロークを磨きながらも、更なる武器も探してみましょう!


もしかしたら
ストロークからアプローチの組み合わせが武器になったりしますし、
色んなところに打ち分けるストロークが武器になるかもしれません。


こんな感じで武器の使い方を広げて、
ストロークを磨いてくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


私はメンタルで一番大事なのは
「自信」だと感じています。


自分に自信があるから堂々とプレーできるし、
強気でいることができます。


でも、
いざ試合会場に行ったら、あの独特な雰囲気に飲まれたり、
すべての人が自分より強そうに見えたりします。


そうなると、
なかなか普段の力を出すのが難しくなりますし、
弱気な自分が出てきたりします。


原因はやはり「勝ちたい」という気持ちが
働くからだと思います。


その気持ちに対して「この人たちに勝てるのか?」という
疑問が出てくるからメンタルが揺さぶられるのです。


だったらひとつハードルを下げて、
「自分の武器がどれだけ通用するのか?」という
気持ちで試合に挑むと気が少し楽になりますよ。


自分の武器が通用したら勝利につながるのですから、
結果的に「勝ちたい」という気持ちに応えることができます。


だから
精神的にも技術的にも「自分の武器」
持っておくことは非常に大切です。


練習のときもひたすら武器を磨くのです。


当然、弱点を克服する練習も必要ですが、
私は自分の武器を活かすために弱点も
練習するというスタンスです。


このように「自分の武器」をベースに取り組めば、
色んなことにつながっていきますので、
何が自分の武器なのかを探すことから
始めてくださいね^^


では!


スリー

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