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これまでに見たことがないような自然の恐ろしさ

 

 5年前の3月11日も今日と同じ金曜日でした。



当時、私はお昼のレッスンを担当していたのですが、
ひとりの生徒さんが携帯電話を持って、レッスンを
一時的に抜けて電話をしに行きました。


そして電話を終えてレッスンに帰ってきた生徒さんが
「地震大丈夫だった?」という連絡を息子さんから
受けたことを教えてくれました。


私が働いているテニススクールは兵庫県なので
自分自身、揺れをまったく感じなかったため、
なぜそのような連絡があったのかが分かりませんでした。


だけどレッスンを終えて、
クラブハウスのテレビを目にしたときに
飛び込んできた映像が、電話の理由を教えてくれました。


「これまでに見たことがないような自然の恐ろしさ」


すべてを飲み込んでいく津波の映像を
呆然と立ち尽くして見るだけしかできない
自分の無力さを今でも覚えています。


あの衝撃は一生忘れることはないでしょう。


そしてあれから5年という月日が過ぎ、
同じ3月11日の金曜日を迎えます。


ただ、月日は誰にでも平等に過ぎるので、
色んな現実が5年前とは変わっています。


どこに住んでいて、
どんな状況にあったとしても
時間だけは平等なのです。


反対を言うと、
それ以外のことは平等ではありません。


舞い降りた幸せも、降りかかる不幸も、
すべて自分だけしか経験したことがない出来事なので、
比べることができないからです。


だから、
どれだけ苦しい思いをされている方がいたとしても、
本当の意味で同じ気持ちになることはできません。


「自分も辛い経験をしたことがある」という言葉も
受け手からしたら空虚なメッセージなのかもしれません。


それでも何か自分にできることがあるとしたら、
「忘れないこと」ではないでしょうか。


相手のために何かできることがないか考えたときに、
出来事も、自分の感情も、相手の気持ちも忘れないことです。


ずっと覚えながら生きていくことはないですが、
ほんの少しでも一緒に背負える部分があるのなら、
「忘れないこと」だと思います。


例えば今日のような日に、
あの日の出来事や、そのときの想いを振り返って
自分の中で風化させないことはできるはずです。


当然、人によって考え方はそれぞれだと思いますが、
私は大切な人の命日に、お墓に花が添えられていたら
嬉しくなるのでそう信じています。


では!


スリー

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