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その他ひとつの才能がひとつの時代を作ったのです
先日、スポーツ番組を見ていたら
フィギュアスケートの羽生結弦選手が
インタビューを受けていました。
羽生選手はソチオリンピックで金メダルを取った、
日本フィギュア界の錦織選手みたいな存在です。
そんな彼が今のフィギュアスケートの
進化について語っていました。
一昔前は、「4回転ジャンプ」をする選手が
ほとんどいませんでした。
でもこの数年で、
「今は4回転ジャンプをしないと勝てないし、
何だったら5回転ジャンプを目指すべき」
とさえ言っていました。
そんな改革的進化をしているフィギュア界の秘密を
探るべく、ナレーターの松岡修造さんが羽生選手に
色々質問していました。
松岡:「なぜこれだけフィギュア界は進化しているのですか?」
羽生:「テニスだって昔とは次元が違うのではないですか?
錦織選手とかすごじゃないですか。」
松岡:「テニスはラケットやボールなどの道具がかなり変わり、
簡単にボールを飛ばせるようになったこともあるからです。」
羽生:「フィギュアはパトリック・チャン選手がいたからだと思います。
みんな彼を倒すために努力しました。」
松岡:「パトリック・チャン選手はずっとフィギュア界の王者でしたよね。」
羽生:「そうなんです。彼に勝つためにはジャンプを磨くしかなかったのです。
それで全体的なジャンプのレベルが上がったんだと思いますよ。」
松岡:「みんなパトリック・チャン選手を倒すために頑張ったのですね。」
羽生:「彼は自分が思っている以上に時代を作ったのです。」
こんな感じのインタビューでした。
特に印象的だったのが、
「パトリック・チャン選手の4回転ジャンプを見ることによって
周りに伝承されていった」という言葉です。
他の選手は打倒パトリック・チャン選手なので
みんな彼の4回転ジャンプを研究するわけです。
そのジャンプがフィギュア界に浸透して、
全体のレベルアップにつながったと言っていました。
まさに、
ひとつの才能がひとつの時代を作ったのです。
実際にその感覚を体験し、
後のソチオリンピックでパトリック・チャン選手を
破って金メダルを取った羽生選手のコメントには
ものすごい説得力がありますよね。
「才能は伝承される」
この言葉をヒントに行動をすれば、
私たちも何かが大きく変わる予感がしませんか。
すべてを自分で見出そうとするのではなく、
人のいいところを探して真似るだけでも
いいと思います。
それが全体を良くして、
結果的に自分の進化につながるのなら
これほど素晴らしいことはないと感じています^^
では!
スリー
では!
スリー
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