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その他セオリーが通用しないからやりにくい
私は相手が次どこにどのようなショットを
打ってくるのかを当てる予測が得意です。
人のひとつひとつの動作には
意味があるからです。
もしかしたら、
本人は気付いていないかもしれませんが、
体は何かしらの理由があって動いているのです。
今回はそんな予測についての話です。
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■名前： S
■性別（フリー01）： 男性
■年代（フリー02）： ４１〜４５歳
■テニス歴（フリー03）： 中、高軟式 39歳から硬式4年です
■メルマガやブログへの引用可否（フリー04）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■内容を教えてください。（フリー09）：
【Sさんのご質問】
スクールでいうところの「初中級者」さん
レベルの方と試合をするのが苦手です。
自分は基本前衛なので（軟式時代からです）
ボレーでポーチに出るテニスなのですがまだフォームが
固まっていない方と試合をするとボールがどこに飛んでくるか
予測ができず途方に暮れる時があります。
仲間は「来た球を打てばいい」と言いますが
予測することで試合を組み立てているので
クロスへ打つフォームでストレートに来たり、
バックハンドスライスがとんでもないロブに
なったりする方との試合は予測ができずに
身動きできなくなります。
結果、後ろに下がりシコラーのようなテニスで
勝つことは勝つのですが自分のスタイルでは
ないので楽しくありません。
何か自分のスタイルを崩さず
初中級の方と楽しんで勝負できる
コツなどはないでしょうか？
またお時間のあるときにでも
考えていただければ幸いです。
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【スリーの回答】
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Sさん
ご質問ありがとうございます！
スリーです^^
正直、誰もが打ち方が定まっていない方のショットを
予測するのは難しいですよ^^;
私はかなり予測してプレーするタイプですが、
振り遅れや、無茶なハードヒットはどこにボールが
飛んでくるのかがわかりません。
ただ、そういうときはとにかく相手のラケット面を
見るように心がけています。
結局、ボールはラケット面が向いている方向にしか
飛んできません。
初中級者の方だと面を隠したり、
フェイントを入れてくる可能性は低いので、
とにかく面向きを頼りにしています。
あとレッスンをしていて感じるのですが、
人は自分の癖になかなか気付かないし、
それを変えるのも難しいということです。
なので
状況によって打つコースやポジションなども
あまり変わらないので、そういうデータを取って
プレーの予測に活用してください。
攻める際のコースや、追い込まれたときの
返球は大体同じですよ^^
では！
スリー
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---------------まとめ----------------
私がまだテニスを始めたころ、
「セオリーが通用しないからやりにくい」
と先輩に言われたのを覚えています。
その先輩が言うには
本来クロスに飛んでくるところなのに
急にストレートが飛んでくるから配球が
読めないとのことでした。
正直、そのころは飛んでくるボールを打つのが
精一杯だったので、どこに打てばいいのかなんて
考えもしていませんでした。
だけど
えらいもので経験を重ねることによって
段々わかってくるものなのです。
今ではこうやってテニスコーチとして
人にどこに打てばいいのかを伝えられるほど
セオリーが理解できました。
なので
今どこに打てばいいのかがわからない方も
経験を重ねるに連れて、何となく狙う場所が
わかってきます。
そして、わからないときも
相手にとってはセオリーの逆にもなるので
それはそれで通用したりします。
だから
私が思うには、セオリーを追求する以上に
相手のラケット面や打つ際の癖などに着目した方が
実践的だと思います。
セオリーは自然とわかってきますが、
面向きや癖などの細かな部分は自分自身が
意識しないと、なかなか目に入ってきません。
こういう相手の解析も最初は難しいですが、
その内落ち着いて見られるようになってきます。
意外に人の髪型や服装など変化に
普段から気付けるように心がけていても、
その力は身につくので、日常生活から
心がけてくださいね^^
では！
スリー
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