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限界を超えて自分との戦いに勝つ

 
 
2014年の楽天ジャパンオープンテニスが
終了しました。


最終的にチャンピオンの栄光に輝いたのは
我らが錦織圭選手でした。


過密スケジュールの中、
大きな期待とプレッシャーを背負っての
大会でしたが、見事優勝しました。


感想は「すごい」としか言い表すことができませんね。


臀部の痛みを抱えながら挑んだ決勝戦。


2日間だけですが実際会場にいたからわかるのですが
観客席からものすごい「勝ってくれるはず」という
ムードが漂っているのです。


錦織選手は確実にその空気を読み取っていたはずです。


でも
相手は宿敵のラオニッチ選手。


230キロのサービスを打ってくる
今大会絶好調の同世代ライバルです。


そう簡単に倒せる選手ではありません。


いざ試合が始まると
お互い一歩も譲らない戦いです。


1stセットはタイブレークの末に
錦織選手がスーパーショットで先取。


2ndセットはラオニッチ選手の強力な
サービスで奪取。


そして
勝負のfinalセット。


満身創痍の錦織選手はフラフラになりながら
我慢のテニスを強いられました。


エンドチェンジのときは焦点が合っていないよう
見えましたし、歩くのもやっとといった感じでした。


それでも粘りのプレーでゲームカウント5ー4。


次のラオニッチ選手のサービスを
ブレイクしたら優勝です。


そういう状況になった瞬間、
まるでこのときを待っていたかのように
一気に錦織選手のギアが上がりました。


今まで返せなかったラオニッチ選手の
高速サービスをレシーブするのです。


そしてポイントを積み重ねて
ついに錦織選手のマッチポイント。


最後はラオニッチ選手が打ったボールが
ネットにかかった瞬間、錦織選手の2年ぶり
2回目の楽天オープン優勝が決まりました。


すべてを出し尽くした錦織選手は
喜びもガッツポーズもなく、ただ握手をしに
ゆっくり歩き出しました。


そのあとはコートに倒れこみ
こみ上げてくる色んな感情に涙していました。


2年前の優勝ではなかった涙。


どれだけ大きなものを背負って
今回プレーしていたのかが伝わってきます。



「限界を超えて自分との戦いに勝つ」



インタビューでもそう語っていましたが
誰にでも訪れる試練の乗り越え方を
示してくれたように感じました。


見ているだけでもこれだけしんどくて
感動的な試合は今までなかったです。


コーチである自分はどれだけ頑張っても
あれだけテニスで喜んでもらったり、感動してもらったり
することができないので、本当に感謝しています。


テニスの素晴らしさがまた多くの方に
伝わったと思います。


感動をありがとう!




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