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その他

どれだけやっても全然上達しないね〜

 
 
私の大学時代の友人の話ですが、
彼は「二胡」(にこ)という弦楽器を
習いに教室に通っています。


なぜその楽器に彼が興味を持ったのかは
わからないのですが、二胡を語るときのまっすぐな目を
見ていると、こちらも真剣に聞くしかありません^^;


そんな彼と久しぶりに会ったときに
二胡教室での出来事を聞かせてくれました。


その内容はテニスコーチをしている私に取っても
非常に大切なことだと感じたので、今回この場で
お話させていただきます。


まず、
彼が通っている二胡教室の先生は台湾人の方らしく
何でもズバズバ言ってくるそうです。


二胡は中国の楽器なので
海外の先生が多いのでしょう。


そんな何でもズバズバ言ってくる先生が
その友人に向かってこう指摘したそうです。


「どれだけやっても全然上達しないね〜」


・・・


なかなか言いますよね^^;


私はテニスコーチを何年もしてきましたが
この言葉はさすがに言ったことがありません。


でも
その友人はここ最近練習をサボっていて
自分でも薄々上達していないことに
気付いていたそうです。


そんな矢先の言葉だったので
腹が立つより「やっぱりか〜」と
思ったそうです。


かなり猛特訓して言われたらショックかもしれませんが
自分でも感じていることを言われたら、キツイ言葉でも
受け入れることができるようです。


それ以降、彼は空いている時間があれば
練習するようになったそうです。


会社の昼休みや休日に公園で
練習を繰り返したと言っていました。


その結果、
急激に上達し、二胡の先生にも
「上手くなったね!」と褒められたそうです。


そう考えると、
ときにはキツイ言葉も原動力になるのですね^^


二胡の先生がそこまで計算してキツイ言葉を
発したのかはわかりませんが、人って自分でも
自覚していることを第三者に言われると響くものです。


当然、タイミングもあるので
人によっては腹が立つかもしれませんが、
彼の場合は行動につながりました。


結局
最後は行動へのフォーカスですね。


もしあなたも
なかなか今の局面を打開できないのなら
新たな行動を取ってみてください。


動けば必ず何かが変わりますよ。


そして
その行動をサポートすることが
私たち指導者の本当の仕事なのでしょうね。


そういう気付きがあったお話でした^^


では!


スリー


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