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16年間の夢と挫折を乗せたラストラン

 
 
いよいよソチオリンピックが
始まりましたね。


4年に1度の冬の祭典です。


ちなみに
私が今大会一番注目している選手が
早速登場しました。


その選手は女子モーグルの
上村愛子選手です。


彼女は私と同い年なので
昔から注目していました。


最初の登場は1998年の
長野オリンピック前のCMです。


始めて4年でオリンピック選手になれた
モーグルという種目を楽しそうに語るCMでした。


彼女は当時18歳で、
オリンピックに出れること自体が楽しくて、
ちょっとはしゃいでいる印象を受けました^^


でも
そのCMで日本にモーグルという種目を
一気に広めました。


そのときの上村選手は7位入賞でしたが
すごく満足した笑顔が印象的でした。


そして
そんな彼女の運命を変える出来事が
長野のオリンピック会場で起こりました。


里谷多英選手の金メダル獲得の快挙です。


日本中がお祭り騒ぎになるような出来事で、
先輩の偉業達成を目の前で見た上村選手も
「今度は私が!」という気持ちになった
きっかけです。


この憧れが16年後のソチオリンピックまで
続くなんて誰も想像しなかったでしょう。


ちなみに長野オリンピックの後は
6位、5位、4位という結果でした。


「なんでこんなに一段一段なんだろう」
という4位で終わったバンクーバーオリンピックでの
セリフは多くの方の脳裏の残っています。


その後、全盛期でもメダルを取れなかった
上村選手は引退も考え、一時選手生活を休止しました。


でも
最後の一段を上がるために復帰し、
5回目のオリンピックに臨んだのです。


オリンピックに出れる喜びから始まった挑戦が、
メダルを取るという憧れに変わり、それが挫折と苦難を
生み出しました。


それでも追いかけた夢の挑戦が
今回のソチオリンピックだったのです。


そんな彼女に神様は4位という答えを下しました。


しかも、
最高の滑りをしての4位です。


一部には審査に疑問の声も上がっています。


ちょっとスッキリしない結末です。


これが自分だったらどんな気持ちだろうと
すごく考えました。


色々あった16年間の結末。


結果がわかってからの上村選手のインタビューは
何とかこの現実を受け入れようという言葉を選んでいましたが、
きっとやり切れない気持ちでいっぱいだと思いました。


本当は審査に対する不満や不服を
口にしたかったでしょう。


それでも「達成感マックス」と彼女らしい表現で
口に出来る姿勢は本当にすごいです。


改めて同世代でありながら
すごい人がいることに感動しました。


スポーツってどうしてもチャンピオンの
サクセスストーリーが注目されますが、
どの順位の人にもそれぞれのドラマがあります。


そこから学べることの方が
もしかしたら大きいのかもしれません。


これからさらにオリンピックは
色んな競技が始まります。


当然メダルを獲れたかどうかも大事ですが、
夢が叶わなかった選手のストーリーを見届けることも
応援する側にとっては大切なことだと思います。


では!


スリー


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