テニススクール活用法.com

大人の方のレッスンではコーチは
いかに楽しんでもらえるかを考えて
います。

ではジュニアのレッスンでは
コーチは何を重視しているか
ご存知ですか？


当然楽しんでもらうことですが、
その先には試合に勝てるように
なってもらいたいという気持ちが
潜んでいます。



なので

普段大人のレッスンでは聞けない
ジュニアに伝えている試合の勝ち方を
お伝えします。


今回はジュニアレッスンに悩んでいる
コーチに私のジュニア育成法をお話して
います。


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■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： いとー
■性別（フリー02）： 女性
■テニス歴（フリー04）： ５
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■お問合せ内容を教えてください。（フリー08）：


【いとーさんからのご質問】


こんにちは。


前回のご返事ありがとうございました。

心がすっきりしています。
ありがとうございました。


今回も質問があります。


私は今、ジュニアのクラスを持っています。


彼らをどうにか、
立派なプレーヤーへと導きたいのですが
メニューの中でコーディネーション、技術、
戦術練習の比重やカリキュラムのたて方が
未だにつかめません。


今はラダーやボールを使った
コーディネーションの後、手で球を出し、
最後にラリーをするというようなカタチです。


ですが、最終的にどうすればいいのか
子供達をどこに導けばいいのか路頭に
迷っています。


ここが「自分は素人なんだな」といつも、
自分の未熟さを感じさせられる部分です・・・。


私はテニス歴５年で、
そのうちの３年がコーチです。


スクールに通った事も無いような私ですが
いつかは、テニスのコーチになりたいと
思っています。


ご助力をお願いします。



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【スリーの回答】


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 いとーさん


ご質問ありがとうございます！
スリーです^^


確かにどう導いていけばいいのか
悩むところですよね。


ちなみに私のスクールのジュニア育成の
方針は、２２歳でピークパフォーマンスの発揮を
目標としています。


スクールによって方針は違いますので
参考程度に聞いていただきたいのですが、
小さい頃から勝ちにこだわった育成をしてしまうと
伸びなくなります。


小さい頃から勝ちたければ、
ストロークとサービスに力を入れて指導し、
ミスをしないテニスをすればある程度勝てる
ようになります。



でも、

小さい頃からそういうテニスをすると、
グリップが厚くなりすぎて打点が後ろになったり、
ネットプレーができなくなったりします。



今ＩＴＦ（国際テニス連盟）がＰＬＡＹ+ＳＴＡＹという
体格に合わせた道具やコートを推奨しているのも
そのためです。



なので目安として、
勝つテニスより、１４歳までに全ての技術を
身に付けることを私のスクールでは心がけています。



だから機能分析や生理学、バイオメカニクスの
お話を私はよくするのです。



この発想はジュニアのみならず、
大人の方にも十分取り入れれる
考え方だからです。



そのためにも本気でコーチになりたいなら
勉強してください。



私もまだまだ未熟なので
日々勉強しています。



セミナーにも行くし、コーチの会合にも行くし、
本も読むし、ＤＶＤも購入しています。



もしジュニアのレッスンで何から始めたらいいのか
わからないのなら機能分析を勉強してください。



そして１４歳までにすべてのショットを
機能分析の観点から指導してください。


もし年齢的に間に合わないのなら、
今度は２２歳までにすべてのショットを
機能分析の観点から指導してください。



私はそうして指導しています。



戦術などは、
ある程度機能分析から技術を教えたら
試合をさせてください。


いかにして教わった技術を使って
ポイントを取れるかという課題を
与えて試合をさせれば勝手に考えて
試合をします。



「Game based on approach」


という考え方です。



練習をしたことを試合の中で
考えさせるのです。



そこでコーチは悩んだり迷っている子に
ヒントを与えてあげればいいのです。



「機能分析」と「Game based on approach」



この２つの考え方を意識して
レッスンに望んでください！



そしてわからないことがあれば
私に聞いてください。



共にテニス界を盛り上げていきましょう＾＾



では！



スリー


----------------まとめ----------------


もしあなたが試合に勝てるようになりたかったら
「機能分析」で技術練習をして、実際に試合で
使ってみてください。


「機能分析」⇒「Game based on approach」


この法則こそが試合で勝てるようになる
方法です。



今回はジュニアレッスンでのお話でしたが、
大人の方も一緒です。


私たちコーチはジュニアレッスンでは
最終的に試合で勝てるようになることが
目標です。


あまり大人のレッスンではこのような
考えはお話しませんが、この方法が最速です。



「Game based on approach」とは
試合を基本として、練習を進めていく
考え方です。



「どうすれば機能分析を試合で使えるか？」



機能分析は上達する際に必要な技術を
体現するための体の使い方です。



ぜひ試合重視でテニスに取り組んでいる方は
「機能分析」⇒「Game based on approach」
を頭に入れて練習してくださいね！

では

スリー