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メンタル

失敗と向き合う大切さ


今回はテニスプレーヤーのマインドではありませんが、
メンタルに対する考え方が広がるお話ができたらと思います。

 

ちなみに今回は、先日行われたNHK杯で10連覇を達成した
内村航平選手と、2位の白井健三選手がインタビューに
答えていた内容が非常に興味深いものだったのでシェアします。


まず世界選手権につながるNHK杯で10連覇という
前人未到の記録を打ち出した内村選手ですが、
その前に行われた全日本選手権で11連覇を阻止される
負けを経験していました。


それを踏まえた上での優勝だったので、
「やっぱり嬉しい。また勝ちたいな」と感じたそうです。


これはテニスをしていても思いますが、
やっぱり勝ったときは純粋に嬉しいです。


ただ、
内村選手のように「勝ち続けている人」
段々勝つことが義務のようになってしまうから
苦しさが出てくると思います。


そうなると勝っても勝っても「また次勝たないと」という
プレッシャーがが出てくるのではないでしょうか。


だから全日本選手権で負けたときは
「やっと解放された」というコメントを出していました。


でも、
そういう経験をしてきても、改めて勝利したときに
「嬉しい」と感じられたのは財産ですよね。


きっとスポーツの醍醐味のひとつは、
「勝てて嬉しい」なので、その部分をここにきて
感じられたのは幸せなことだと思います。


また、
2位だった白井選手は去年の世界選手権では
棄権した内村選手に代わって大活躍をしました。


そのときは「自信しかない」という状態だったらしく、
勢いで次々と好成績を出していたそうです。


しかし、
今年の3月に行われたワールドカップで
ミスを連発して、また失敗するかもという
トラウマが生まれたと言っていました。


そのときに、
「自信ほど足元をすくう感情はない」ということに気付き、
そこからは失敗した種目に向き合って、ひたすら練習したのです。


その練習方法が、
「あえて失敗したときの演技を映像で見る」です。


今までは悪いイメージがつくから見ないようにしていたそうですが、
必ず一日一回見るようにして、「絶対にこんな演技をしたくない」
という感情を高めたと振り返っていました。


そうやって悪いことを振り返ることによって
今まで積めなかった幅の一歩も積められるようになったそうです。


結果的にそれらの努力が実を結び、
今回の結果につながったのだと思います。


このように2人のインタビューを聞いていると、
改めて失敗から色んなことを学べると感じました。


それはただ単に復習という方法だけではなく、
「失敗と向き合う大切さ」です。


失敗という言葉にはネガティブなイメージがありますが、
失敗をせずに成功もありません。


そう考えると失敗も成功も表裏一体なので、
失敗したときも成功したときも、両方の目線で考えることが
大切なのかもしれませんね^^

では!

 

 

スリー

 

 

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