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メンタル

いつでもラッキーが来る!そう思え

 

「日本人初のグランドスラム決勝進出」



私の中ではまだ受け止めきれない響きですが
錦織選手がやりましたね。


世界ランキン1位のジョコビッチ選手を下して
全米オープンのファイナリストなりました。


このあまりにも想像がつかなかった事実に
正直困惑しています^^;


でも
そんな歴史的快挙の裏には「テニスをするのがつらい」
両親にもらしてしまうほど苦しい時期があったそうです。


プロになってから怪我や
次も勝たなくてはというプレッシャーから
自分のテニスができなくなっていたのです。


そんなときに錦織選手のお母さんが
メールでこのような言葉を送ったのです。



「いつでもラッキーが来る!そう思え」



この言葉は実は錦織選手が小学生のころに
大好きな詩人の相田みつをさんを真似て
こっそり作ったメッセージです。


だけど
恥ずかしくなってその言葉を書いた紙を
ゴミ箱に捨てたそうです。


その紙をたまたま見つけたお母さんが
何年も大事に保管していて、「テニスがつらい」
口にした錦織選手にこの言葉を伝えたのです。


まず、相田みつをさんの詩を真似て
自分で創作しているところが錦織選手の
人柄を表していますよね。


結果的にその言葉を聞いた錦織選手は
スランプは誰にでもあるけど長くは続かないと
吹っ切れたらしく、そこから快進撃は始まりました。


このエピソードを聞いたときに改めて
どんなすごい選手もつらいことや苦しいことを
乗り越えて今を頑張っているんだと思えることが
できました。


錦織選手はよく「彼は天才だ」と言われていますが
こういうエピソードを聞いたら、好きな詩人を真似たり、
子供のことを応援する家族に囲まれたごく普通の青年です。


私たちと同じように悩んだり苦しんだりしながら
前を向いて自分の人生を歩んでいます。


そんな彼が夢を叶える姿を見せてくれるから
応援したくなるし、より感動できるのかもしれません。


テニスコーチである私自身も
そういうテニス人を育てたいという
気持ちになれます。


きっと
今回の錦織選手の活躍を見て
テニスをはじめる人が増えると思います。


その際に元々プレーしている私たちの行動が
テニスの将来を担っています。


テニスが注目されている今だからこそ
このスポーツの素晴らしさを表現していきましょう^^


では!


スリー


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