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先週はラリーについての記事を書いていましたが、
思いのほか好評だったので、引き続きお話していきます。

⇒ 【「ラリーのレベルが上がると必要なニュートラルショット」の記事】


そして、ラリーについてよく聞くお悩み第１位は、
「ボールとの距離感がうまく取れなくて詰まる」です。


ストロークのようなバウンドしたボールを打つ場合、
予測を誤ると、打点が体に近くなり過ぎてしまいます。


打点が体に近いと、当然スイングする範囲が狭くなるので、
ボールにパワーを伝えることができません。


だから、
ストロークが上手に打てる人は、打ち方だけではなく、
ボールとの距離の取り方が上手なので、ラリーも続くのです。


では、一体どうすればボールとの距離が上手く取れるかですが、
正直、他の上達法のような即効性のある方法は存在しません。


大事なのは「自分で探す」という発想です。


そもそも距離感というのは、自分で養うものなので、
いきなり身に付くものではありません。


どの辺でボールがバウンドしたときに、
自分はどれくらい下がっていたらいいのかを確認していきましょう。


そのためにも、
まずは「とりあえず下がる」という練習から始めてください。


相手ボールがネットの上を通過したら、よほど浅いボールではない限り、
とりあえず下がるのです。


その結果、下がり過ぎてうまく打てなくても構いません。


下がり過ぎだったら、次はもう少し下がるのを抑えるのです。


この繰り返しをしていたら、
段々打ちやすい距離が分かってきます。


かなり当たり前だと思われるような方法ですが、
こんな感じで自ら動いて色々試すことが、
ボールとの距離感を養う近道ですよ。


ちなみに、
ボールとの距離が上手く取れていない方の多くは、
「下がる」の意識が薄いことがほとんどなので、
まずは自らが動くことに取り組んでくださいね^^

では！

スリー