テニススクール活用法.com

今週はリクエストが多かった回転についてお話していきます。

ただ、回転と言っても色んな場面で使えますので、
ショット別でお話していきますね。


今回はストロークにおけるスピンについてです。


ちなみに私が最初に回転を覚えたのは
フォアハンドストロークでのスピンでした。


テニスを始めて半年くらいたったときに
友人がワイパースイングでストロークを打ち始めていたので、
私も真似をしたのを覚えています。


それまではフラット系で打っていたので
いきなり車のワイパーみたいな動きでスイングをしたら
すごい違和感があったのを覚えていますよ。


しかも、ボールを打った感触もかなり変わりました。


これまではフラットでボールを打っていたので
ガットに接触するポイントが多い「厚い当たり」だったのが、
急にガットに接触するポイントが少ない「薄い当たり」に
変わったのが一番の要因です。


でも、
何度も薄い当たりでボールを打っていたら段々慣れてきました。


そうなると自分の中で厚い当たりと薄い当たりの調整ができるようになり、
スピードと回転をコントロールできるようになっていったのです。


この感覚をつかんだくらいから、
試合でも勝てるようになりました。


厚い当たりと薄い当たりをコントロールできることによって、
自分が打ちたいところにもコントロールできるようになったからです。


だから、私が考える理想の回転の使い方は、
厚い当たりと薄い当たりの両方の感覚を得るためだと捉えています。


スピンが掛けられるようになっても、
空気抵抗によってボールが浅くなってマイナスに
作用している人を結構見かけます。


そうならないためにも、
回転を習得する前にフラットでしっかりボールを
飛ばせるようになっておきましょう^^

では！

スリー