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ストローク

ラケットが勝手に動いて結果的に手首も動いている


知り合いコーチがスペインまでナダル選手の
練習を見に行ったそうです。

 

そのときに印象的だったのが、
手首をテーピングでぐるぐる巻きにして
固定していたことだそうです。



壁に手のひらをあてて、
手首が90度にかえった状態で固めていたのが
とても興味深かったと言っていました。


なぜならナダル選手はストロークを打つ際に
強烈なスピンを掛けることで有名です。


なのに手首を動きにくくして練習を始めたから
驚いたとのことです。


特にケガをしている訳ではなく、
手首をテーピングで固定していても
いつものトップスピンを打っていたそうですよ。


でも、
私から見たら「手首は動きやすいもの」という
考えがあるので理にかなった行為だと考えています。


これらについて詳しくお話していますので、
まずはこちらの質問からご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): T
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■テニス歴(フリー04): 
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): ダブルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Tさんのご質問】


雨続きで久しぶりにテニス進化論4を見直し、
購入した最新動画通りのテコの原理で試したところ、
ボレーは上手くいったのですが、ストロークでは
今まで意識してなかった手首でヘッドを返そうとしてしまい
左右にコントロールが乱れます。


動かし過ぎなのでしょうか?


何か良いアドバイスがありましたら宜しくお願い致します。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

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Tさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


やはり梅雨に入るとテニスをする機会が減りますよね。


そういうときこそぜひレッスン動画を見直したりして、
何をするべきなのかを明確にしていきましょう。


ちなみに
今回の場合、ストロークを行った際に「テコの原理」を使ったら
手首が動きすぎると感じたのですね。


まず、これはどのショットにも言えるのですが、
「手首を使って打つ」という概念はありません。


結果的に「手首が動いている」が正しい解釈だと考えています。


そしてそのためには「テコの原理」が必要で、
この原理をうまく活用するためにはストロークの場合、
「肩甲骨」「股関節」を使う必要があります。


なので、手首が動いている感じるのならあえて固定して、
「肩甲骨」や「股関節」を使い、体全体で「テコの原理」を
利用してスイングしましょう。



「手首が動く」ではなく、
「ラケットが勝手に動いて結果的に手首も動いている」が理想です。


この考え方はすべてのショットに言えることですので、
意識して練習してくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


もしかしたら多くの方がテニスは手首を使うものだと
考えているのかもしれません。


でも、
本当は基本的に「手首は勝手に動くもの」であって、
「意図的に使うもの」ではありません。


そして、どうすれば手首が勝手に動くのかは、
肩甲骨や股関節などの大きな筋肉を動かす部位に
掛かっているのです。


このメカニズムを感覚的に理解していれば、
体を有効活用した打ち方ができるかもしれません。


だけど、
私自身、レッスンを通して色んな生徒さんを見てきましたが、
多くの方は「腕を振って手首を使う」になっています。


そうなると、手首や肘に負担が掛かるので、
腱鞘炎やテニス肘になってしまいます。


しかも、
腕の細い筋肉を原動力にしてラケットを振るので、
当然パワーも出ません。


つまりプラスの面がまったくありませんよね。


だから、
ラケットを重さを利用した「テコの原理」や、
パワーを生み出すための「肩甲骨」「股関節」
使い方を色んな角度からお伝えしています。


これらをうまく使うことができれば、
「手首が勝手に動く」という感覚を得ることができるのです。


ただ、文章だけではイメージしにくいのなら、
月末まで特別なご案内をしている『超テニス学vol.1』という
レッスン動画で正しい体の使い方を学んでくださいね^^

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では!

 

 

スリー

 

 

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