テニススクール活用法.com

あなたは憧れの選手がいますか？

私はテニスを始めた頃は
好きな選手の真似ばかりしていました。


特に戦い方を真似ていたのですが、
それが相手からポイントを取るイメージにつながり、
自分自身強くなれたのを覚えています。


ただ、自分とその選手は同じではないので、
打ち方をそのまま真似るのは難しいです。


でも、
体の使い方は参考になるので、
あなたにもうまく真似るという方法を
取り入れてもらえればと思います。


それらのことを踏まえた上で
まずはこちらの質問をご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： フェデりゃー
■性別（フリー02）： 男性
■年代（フリー03）： １６〜２０歳
■テニス歴（フリー04）： ５年
■どの記事からのお問い合わせですか？（フリー05）： テニススクール活用法.com
■メルマガやブログへの引用可否（フリー06）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■シングルス派？ダブルス派？（フリー07）： シングルス派
■お問い合せ内容（フリー08）： 質問
■内容を教えてください。（フリー09）： 


【フェデりゃーさんのご質問】


こんにちは。


私はテニスを始めた時からずっとフェデラーの
フォアハンドに憧れて練習してきました。


具体的に言いますと、
ライジングからの速い攻め、ストレートアームでの
高速スイングによるスピンコントロールと強打、
常に最適な打点で打てるフットワーク、


現在は変更しましたが９０インチのフレームでこれらの事を
ミスヒットを抑えながらこなす彼のフォアハンドに大きな憧れを抱きました。


彼のスタイルは彼が天才だからできることだと言う意見を聞きますが、
私はプロレベルで彼がやっていることならアマチュアレベルで
私でもできると考えております。


本題に移りますが、
私は彼のスタイルを真似しようとするとどうしても
フラット主体になってしまい、ネットミスが増えてしまいます。


私は現在プロスタッフ８５にポリを張って使っていますが、
ライジングでミスヒット無く打とうとするとどうしても
スイング軌道を平行気味にすることを強いられ、
スピンが充分にかかりません。
（こすり上げようとするとミスヒットが増える。）


フェデラーの球をコートレベルでみると、
ライジングでもしっかりとネットの上１ｍを通しており、
いかにスピンがかかっているか分かります。


もちろんプロの芸当なのは分かるのですが、
やはりそれを安定して行えるのには何かの理由があると考えます。


フェデラーのように面の小さいラケットでかつライジングで
安定してスピンをかけるにはどのようにしたら良いと思いますか。


非常にマニアックで難しい質問だと理解しておりますが、
スリーさんの見解をお聞きしたいです。


よろしくお願いします。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


フェデりゃーさん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^


フェデラー選手のプレーに憧れを持たれているのですね。


私もこれまで色んな選手を見てきましたが、
歴代でもここまで完成されたオールラウンドプレーヤーは
いなかったのではないでしょうか。


そういう意味ではフェデラー選手は教科書的なプレーなので
真似をするのは良いと思いますよ。


ただ、体の使い方がずば抜けて上手なので、
同じように打っても、同じようなショットを打つのは
難しいと感じます。


フェデラー選手のプレーしている姿を見たら、
ワンスイングごとに様々な体の部位が動いていて、
すべてが理想的です。


なので無駄な動きが無い分、
ライジングなどの難しいショットもミスヒットが少ないのです。


スピンもコンパクトなスイングなのに回転が掛かるような
ラケットの使い方ができています。


それはラケットヘッドが走っているから
ちょっと当てただけでも強烈なスピンが掛かるほどの
スイングなのです。


だから、
打ち方も大切ですが、フェデラー選手のワンスイングごとの
体の使い方に着目してみてください。


肩甲骨や股関節、膝の使い方や地面の蹴り方・・・


この細かい部分の体の使い方が教科書的なので、
それらを踏まえた上でフェデラー選手の打ち方を
参考にしてくださいね^^


では！


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


テニススクールの生徒さんの中には
フェデラー選手の打ち方をを真似ている方が結構います。


それくらい人気のある選手ですし、
実際に打っている姿を見ていても無駄がなくて
「どのタイミングで写真を撮っても美しいフォーム」
と言われています。


ではなぜ無駄がなくて美しいフォームなのかと言えば、
「理想的な体の使い方が出来ているから」です。


たまにフェデラー選手のポスターを見かけますが、
ついジーっと見てしまいます。


それは、
ワンカットでさえ理にかなった体の使い方をしているからです。


「右手と左手のバランスが上手い」

「無駄なく体の中心から体を捻っている」

「地面を踏みしめる足の形が美しい」


そんなことを感じながらフェデラー選手の
ポスターを見るのが結構好きです（笑）


ただやはり動いている姿を参考にした方が
あなたのテニスには役立ちますよね。


と言ってもショットを真似するのは難しいので、
上手な体の使い方を行った結果の「脱力感」を
あなたのテニスに取り入れてもらえればと思います。


そこで、
フェデラー選手が上手に体を使ってストロークを打っている
動画を紹介しますのでご覧ください。


何となく見るだけでも構いませんが、
自分なりに何かひとつ得るものを探すように
視聴していただくと効果的ですよ^^

↓　↓　↓

【フェデラー選手の理想的なストローク動画】

では！

スリー