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ストローク

上達を探すために必要な2つのこと

 
 
今、開催されている
全英オープンテニスを見ていますが、
一昔前の戦い方と全然違います。


10年くらい前は
ほとんどの選手がサービス&ボレーで
戦っていました。


バリバリのストローカーでも
サービス&ボレーをしていたので、
正直、見ていてあまりおもしろく
ありませんでした。


しかし時は流れて、
今は芝という球足が早いコートでも
ストロークの応戦です。


現代テニスでは、
レシーブ力がどの選手も上がっているので
ネットに詰めるのが不利になっているのです。


私としては
逆に少しぐらいサービス&ボレーを
見たいと思っているのですが、あと
数年もしたら、ウィンブルドンでの
戦い方は変わるのでしょう。


そういう時代の変化とともに、
テニスの常識は変わっていきます。


それらを踏まえて、
今回の記事をご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): A
■性別(フリー02): 男性
■年齢(フリー03): 40
■テニス歴(フリー04): 16
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■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問合せ内容を教えてください。(フリー08): 


【Aさんのご質問】


ダブルバックハンド時のオープンスタンスの場合、
体が開いているため(フォアハンドもそうですが)
リニアモメンタムは基本的に使えない。


アンギュラーモメンタムのみで
エラスティックエナジーを連鎖させる。
(左足のみのエラスティックエナジー)


ということでよかったでしょうか。


試合で何度かオープンで
打たざる得ないときにラケットに当たっているものの、
ネットすら超えない場合が数回ありました。
(バックハンド時、フォアは自由度が聞くので
そのようなことはありませんでした)


これはやはり手打ち、
連鎖ができていないということですよね。


今までどちらかというと
バックハンドが得意でフォアハンドが苦手でしたが、
スリーさんと関わりあうようになり、フォアを意識的に
特訓したため、今度はバックハンドが打てなくなって
きているようです^^;


バックハンドもフォア同様(フォアをバックにしただけ)
のバイメカを意識すればよいでしょうか。


ちなみにダブルバックハンドです。


--------------ここまで----------------

【スリーの回答】

--------------ここから----------------


Aさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


両手バックハンドについてですね。


前提としてバックハンドも
バイメカの要素は必要です。


ただ、両手バックハンドは両手でラケットを
握っているため、リーチが短いです。


その分足を踏み込むことによって生まれる
リニアモメンタム(前への力)が要素が
必要になってきます。


これは片手だから力を生み出しにくい
シングルハンドのバックハンドストロークにも
同じことが言えます。


基本的にバックハンド系は
アンギュラーモメンタム(回転による力)
発揮しにくいのです。


どちらも必要ですが、
体の構造上、向いているのは


フォアハンドストローク(アンギュラーモメンタム)

バックハンドストローク(リニアモメンタム)


この考えを頭に入れてプレーしてもらうと
やりやすいですよ。


両方同じ体の使い方ではなく、
体の使い方の比率を意識してください。


バックハンドだと

アンギュラーモメンタムが4割。
リニアモメンタムが6割。


こんな感じで自分にとって一番やりやすい
比率が見つかるとプレーは安定します。


この比率は人それぞれですので、
ぜひAさんにとって打ちやすい体の使い方を
探してくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで----------------


---------------まとめ-----------------


まだラケットが木製だった頃のテニスは
後ろから前に押し出すように打つテニスが
主流でした。


つまり
リニアモメンタムでのテニスです。


しかし、
時代は変わり、現代のラケットは軽くて
ボールが簡単に飛ぶようになりました。


そうやってラケットの進化とともに、
上体をひねって戻す回転軸を利用した
打ち方が可能になってきました。


アンギュラーモメンタムでのテニスですね。


このような感じで、
そもそもテニスに正解はなく、
時代の流れとともに変化しているのです。


そして
今も時代は流れています。


だから
今日の常識が明日には非常識に
なるかもしれないのです。


なので

「こうでなければならない」

というものが存在するのは今だけです。



明日にはもしからしたら
違う答えが存在している可能性だってあります。


だから
私たちは2つのことを意識していかなければ
なりません。


・常識という固定概念にとらわれ過ぎてはならない

・変化は進化だと考え、時代とともに前に進まなければならない



今日私がお答えしていることも
明日には違う答えが生まれるかもしれません。



ですから
あなたは常日頃から「自分なりの答え」
探してください。


誰かに言われたアドバイスも
そもそも合っているかどうかなんて
わかりません。


あなたにとっての答えは
言われたことを実践してみて、
自分にとって有効かどうか試してみることです。


その積み重ねを続けていくことが、
時代の変化ととともにあなたを進化させて
くれるのです。


では!


スリー



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