テニススクール活用法.com

私はものすごく勘違いしていたことに

最近気付きました。

購入した「新井流ワイパースイング」を
奥さんの買い物を車で待っている間、
時間が合ったので見ていました。


ちょうど主婦の方がバンバンスピンを
打っている場面で、奥さんが買い物から
帰ってきて車に乗り込んできました。


奥さんもテニスをしているので、
DVDの映像をのぞき込んできました。



すると、

「私もこうやってスピンを打ちたい！」と
昔からの願望を口にしてきたのです。



正直、奥さんの打ち方はフラットだし、
スピンを打ちたいようなことを口にした
ことがなかったので、その発言が意外でした。



「そんなこと今まで一言も言ったことないやん」

と伝えると、

「女の人は打てないと思ってたから・・・」


どうやらDVDの中で自分より年上の方が
簡単にスピンを打っている映像を見て
誰でも打てると感じたようでした。



なので、

もしかしたら生徒さんの中にもスピンを
打ちたいと思っている方は多いのでは
ないだろうか？


そういう訳で、新しい期に入るので、
今期のレッスンテーマは、

「スピンショットでコントロールする」

に決めました^^



そして、早速今期初のレッスンスケージュールが
「初級クラス」「シニアクラス」「上級クラス」です。



「初級」と「シニア」のクラスにスピンはどうかと
考えましたが、全てのクラスでスピンをトライして
もらうと心に決めてレッスンに挑みました。



こちらは、かなりスピンをレッスンで導入するのに
勇気がいりましたが、「スピンを今期はやります」と
生徒さんに伝えると・・・


「待ってました！」


そんな表情さえ感じ取れる生徒さんの
好感触リアクションにホッとしました。



そして、

肝心なレッスンですが
変に難しいことは言わずに、
新井流ワイパースイングで説明している
２つのイメージだけ伝えました。



今まで私はワイパースイングを伝える際に、
「車のワイパーをイメージしてスイングしてください」
と伝えていました。



しかし、

生徒さんからしたら、その表現が良く
わからなかったようです。



新井流ワイパースイングの表現方法は具体的なので、
シニアクラスの方でも簡単にスピンを打てました。



結局、私たちコーチがレッスンでスピンを
導入しづらい問題は、「生徒さんが出来ない」
ではなく、「コーチが出来る指導法を知らない」
からだということです。



あれだけ楽しそうにスピンでストロークをバンバン
打っている生徒さんの姿を見ていると、勝手に生徒さんに
限界を作ってスピンを教えていなかったことに対して、
申し訳ない気持ちになりました。



一番変化が大きかったのが、
シニアクラスの女性でした。



良く飛ぶ面の大きなラケットを薄いグリップで握り、
合わせて打つ方でしたが、今回のワイパースピンを
導入することによって、思いっきりラケットを振って
周りを驚かせていました！



すごく嬉しそうな顔で、
「この打ち方は気持ちがいい」と
おっしゃっていたのが印象的でした。


『非力な女性はフルスイングしない方がいい』


この勝手なイメージを払拭できた
貴重な経験でした。



もしあなたが、、

「年齢的にスピンは厳しい」
「グリップが薄い」
「自分は非力だと思う」
「思いっきりスイングしたい」
「コントロールをつけたい」
「最近テニスがまんねりしている」


と思っているなら、
本当に新井流ワイパースイングは
見るべきです！


たった一回のレッスンでほとんどの方がスピンが打てるようになりましたので！


ただ、

マニアックには作られていないので、
細かい部分は私に質問してください。



きっと、

周りの方は一般プレーヤーがスピンを
打てる『新井流ワイパースイング』をまだ知らないので、
世間に知れ渡る前に習得してしまいましょう^^


   
次回は「ストロークにおける実戦的な基礎」です！

では！



スリー