テニススクール活用法.com

 こんにちは。





スリーです。





前回は「トップスピン」について

お話しましたが、その続きです。

スピンの打ち方には大きく2つあって、
ひとつは下から擦りあげるスピン、

もうひとつは杉山愛選手を
指導していた新井コーチが提唱している

「ワイパースイング」
　http://tinyurl.com/4m4s6yv

です。


その新井コーチが「トップスピン」の
打ち方をDVDでわかりやすく指導してくれています。


そのDVD購入者のJulia.Kさんから
質問メールがきました。


Julia.Kさんと私のメールのやり取りの中に、
スピンを習得するヒントが隠されていますので
アップしますね。


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■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： Julia.K
■性別（フリー02）： 女性
■年齢（フリー03）：
■テニス歴（フリー04）：
■どの記事からの質問ですか？（フリー05）： 超テニス塾
■メルマガやブログ、ＨＰへの引用可否
（フリー07）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■お問合せ内容を教えてください。
（フリー06）：


 こんにちは。

早速、質問させていただきます。

”新井湯太加”のＤＶＤを見て、ワイパースイングが
余計わからなくなりました。


トップスピンは、下から上へのスイングで、
ボールのした側をこすって打ち、ドライブ回転を
強くかけるのですよね。

私は、セミウエスタングリップで、５時の位置から
８時ぐらいのところでフィニッシュしています。


結構、重く、強い球を打ちます。


 が、新井さんのではラケットは高い位置にセットし、
ボールの内側を打ち、かつ左肩は入れず真正面を向い
たままの方が良く、フィニッシュで右肩をまわし背が
相手に見えるくらいが良いということです。


また、ＤＶＤに出ている女性達は、一般の方々だから
仕方ないのでしょうが、なんだか参考になりません。


あのようなので良いなら、すでに私は
ワイパースイングはできています。


でも、どうも釈然としないのです。


ワイパーは、セミウエスタンだと、
下から上へのスイングでウエスタンだと、
高い位置からのスイングということなの
でしょうか？


でも、新井さんのＤＶＤでは下から上への
スイングはよくある間違いの一つとしていました。


いったい、どうなっているのでしょうか？
    
   
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【私の回答】

　Julia.Kさん。

こんにちは。

超テニス塾のスリーです。

ご質問、ありがとうございます。


ただ、ＤＶＤは他社の商品なので
サポートなど勝手にできません。


もしよかったら、私のサイトの過去記事に
スピンに関する見解をアップしていましたので、
それを見ていただいてもよろしいでしょうか？


その記事を読んで、それに重ねて質問
いただければお答えしやすいので、
よろしくお願いします。



〈以下、過去記事〉


基本的にスピンのかけ方は
２通りあるのですが、多くの人は
「擦りあげる」打ち方しか知りません。


だからシャリシャリの威力のない
ボールになってしまい、相手に上
から叩かれてしまうのです。


あなたのスピンは軽くはないですか？


もうひとつのスピンのかけ方をマスターすれば、
重くて、スピードもあり、高く跳ね上がるボール
が打てます。


プロの多くはこの方法で打っています。


参考に聞いてください。



では本題に入ります。


実はもうひとつのスピンの
かけ方はすごくシンプルなのです。



一言で言うと、

「ストリングを動かせ」です。

どういう事かと説明しますと、



step1,ボールを打った衝撃で
　　　横ストリングを動かす。

step2,ボールがストリングから離れたら、
　　　動いたストリングは元の位置に戻ろうとする。

step3,ボールの上を通す様にラケットを振る。



以上です。


まとめると、ストリングをつぶすように
ボールを打つと、衝撃でストリングが動きます。


そして、ストリングが元の位置に
戻ろうとする反動で回転が生まれます。


その回転をスピン回転にするために、
ボールの上を通過させるようにラケットを
振ると、強烈なスピンボールになるのです。


ちなみにボールの下をラケットが
通過したらスライスになります。


簡単に言えば、ボールに強い衝撃を
与える事によってストリングは動き、
元に戻ろうとする反動で回転を生み
出すのです。


だからスピンは別に下から
こすり上げなくてもかかるのです。


強烈なインパクトが強烈な
スピンを打つコツです。


少し難しくかもしれませんが、
頭に入れておいてください。


今回は少しわかりにくかったかも
しれませんので、いつも同様質問ください。


では＾＾！


〈ここまで〉


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【Julia.Kさんの質問】

 お返事、ありがとうございます。

”別に下から上にこすりあげなくてもスピンはかかる”

そういうことでしたか。

   
とすると、自分にとってスピンを
かけやすい打法でやればいいわけですね。

   
因みに石井プロの本では、ウエスタングリップは、
筋力などがそろっていないとうまく使いこなせないそうで、
セミウエスタンのほうがお奨めとありました。


故にセミウエスタンで、今できている
下から上のスピンかけでやっていこう
と思います。


また下から上のスピンかけは、
スピード重視で、ワイパーは
回転重視らしいのですが、
そうなのでしょうか？


   
でも、下から上のスピンかけでも、
フォロースルーはワイパー状態なのですが、
やはりまだ、ワイパーって何？の感じで、
混沌としています。

   
スリーさんはどのように、
スピンをかけていらっしゃる
のですか？
   

新井コーチのようにラケットを
高くセットしてボールの内側を
ヒットするワイパーですか？


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ちょっと、また長くなりましたので
続きのやり取りはまた次回お伝えしますね。


ただ、今回のメールのやり取りを
読んで、少しスピンのイメージが
ついてきたのではないでしょうか？


今度のメールでスピンの使い分け方に
ついてもお話しています。


お見逃しなく！


では＾＾


スリー