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今回は相手のサービスゲームをブレイクするために
習得してもらいたいレシーブのスキルついてお話していきます。

今まで色んな確度からブレイクするための考え方をお伝えしてきました。

⇒ 【「ブレイクにつながるダブルスのレシーブ」の記事】


でも、
今回の内容はある意味レシーブの究極的な部分でもあるので、
難しく聞こえるかもしれません。


だけど、今回お話するスキルが使えれば、
相手のサービスゲームは高い確率でブレイクできるはずです。


では、早速あなたに目指してもらいたい、
レシーブのスキルをお話します。


それは、
「ライジングでレシーブをする」です。


相手のサービスをライジングでうまく返せると、
こちらが主導権を握ることができるので、試合を支配できます。


反対に、
ライジングで返せないようなサービスを打ってくる相手だと、
ブレイクするのはなかなか難しいです。


ライジングとはボールがバウンドしてから頂点に達するまでに打つことをですが、
私はレシーブを打つ際は常のこのスキルを成立させるべきだと考えています。


ライジングでレシーブをすることができれば、
相手に時間を与えないどころか、相手の時間を奪うことができるのです。


例えば、ダブルスで相手前衛がポーチボレーを狙っていたとしても、
ライジングは前衛が動く時間を奪うので、なかなか出られません。


更には、
回転などでバウンドしたあとに逃げていくボールを打たれても、
ライジングで捉えたら、変化する前に打つことができるので、
こちらはバランスを崩さずに済みます。


たまにかなり跳ねるスピンサーブを打ってくる相手がいますが、
ライジングで捉えたら、高い打点で打たされる心配がなくなりますよ。


そして何より、タイミングよくボールをミートできれば、
強打をしなくてもエース級のレシーブが打てるので、
やはりライジングレシーブは最強です。


しかし、バウンドしたあとすぐのボールを打つので、
それなりにミスのリスクはあります。


そこで大事になってくるのが、

・コンパクトなスイングで打つ

・早く打点に入る


この２つを心掛けてライジングレシーブにトライしてください。


ある程度飛んで来るサービスの軌道を読んだり、
スイングする際のタイミングが大事になってきますが、
それに取り組むだけの価値がありますよ。


仮にそれでブレイクできなくても、
自分のサービスゲームをキープしていたら、
ワンブレイクで勝てるという計算が立ちます。


なので、
私は常にレシーブのときはサービスに向かってステップを取り、
ライジングで返すことしかしていません。


それがうまくいく相手にはほぼほぼブレイクして
勝つことができるので、あなたもぜひ多少リスクを負っても
レシーブから主導権を握りにいく発想を持ってください。


正直、引いた状態でレシーブをしても、
考えて返球しない限りは相手の形でプレーされるので、
ライジングではないにしても、前でボールをヒットしにいく
姿勢だけは心掛けましょう^^

では！

スリー